最近ここ4，5年採用が難しくなっています。特に技術系の人材の採用が厳しいです。

当社は建設機械のレンタル業ですので、必ずしも自動車整備士の資格を必要とするわけではないですが、自動車整備の技術と知識があれば、ほとんどの建設機械をメンテナスすることができます。ですので、レンタル商品のメンテナンス品質に力を入れる当社としては、整備職の求人に際しては、自動車整備士資格必須の条件となっています。

　昔はバイクや車好きの若者も今よりももっと多かったので、整備士を志す学生さん、自動車整備学校の生徒さんも多かったはずですが、今はそもそも自動車整備士の有資格者の数自体が減っていることも、採用を厳しくしている要因でしょう。

　最近の自動車はよくできているので、自動車ディーラーさんや自動車修理工場ではなかなか大きな修理をするというよりは、車検や点検整備が主体の作業となっていることでしょう。ところが、建設機械は多種多様で修理内容も多岐に亘ります。また、単純なつくりの小型エンジン搭載機も多く、全分解組立等自動車整備士の知識が実際に生きる場面も非常に多いです。そこがやりがいに結びついていることも事実だと思います。単純な作業や接客の業務など、整備士以外の仕事もありますし、忙しい毎日だとは思いますが、変化に富んだ日々を過ごしていただいているのではないかと思います。